高知の地味な名所、伊尾木洞行ってきた。

ひょんな事で知り合った高知大の子に案内してもらい、高知の隠れた良きトコ紹介してもらいました。りょう(@sorimachi)です。

冒険分野の一つである洞窟探検には全くそそられない僕ですが、ほんの少しばかり洞窟も面白いかなあ、と思った一日でした。

 

どこ?

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ここ。

高知市から車で一時間程走らせると、香美市を過ぎて安芸市に辿り着く。伊尾木洞の看板表記は見たとこ皆無で、所見は厳しめ。

普通のゲオとかスーパーとかがある通りを走らせていると、ふいに公民館が現れそこに駐車、そこからは道案内があるからてくてく歩く。そうすると三分もしないで伊尾木洞に着く。

 

伊尾木洞

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洞窟の入り口は空気が一気に冷え込み、町特有の匂い、その一切が消える。町の雑音も次第に消え、風が通り抜ける音と、洞窟の天井からこぼれて弾ける水の音が聞こえる。

 

羊歯(しだ)の名所

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洞窟を抜けると、岩肌にびっしと蔓延る羊歯の群れが現れる。種類は豊富で、いろんなかたちの羊歯を見る事ができる。

普段あまり見ない、こうした同一の群れは植物の生命力や繁殖力の脅威みたいなモノを感じさせてくれる。

 

洞窟の先には。

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一応滝もセットで伊尾木洞なのだが、今の時期なのかどうか、水量が無く、滝はいまいちだった。

しかし、滝を越えて道なりに歩くと別ルートでの帰り道が現れる。そこが伊尾木洞一番のハイライトであった。

 

ノスタルジーに浸る帰路。

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丁度、夕暮れ時に伊尾木洞を出た。舗装された道路を歩くと、海が見え、稲穂が揺れる棚田の道に出た。その棚田を囲うようにすすきが靡き、秋の空気を作り出す。夕暮れ特有の橙の灯りがそれらを照らす。

眼下にすすきと棚田、その先の町並みと水平線まで続く海。全てが一望できる。

なんだか、実家の長野県に無性に帰りたくなった。胸の中を掻き乱す様な、故郷を強く思い出させる風景が帰り道がそこにある。

一度、洞窟や、小川、滝、森を抜ける道、それらの後に町が持つ特有の、自然なものではないその香りがやってきて、どことなく心を落ち着かせる、不思議な空間であった。

 

男はつらいよ、幻の49作「寅次郎、花へんろ

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山田洋次監督、渥美清主演の長寿シリーズ、男はつらいよ。過去、一度も高知での撮影を行っていない、という事で地元の強い誘致の甲斐もあり、高知でのロケが決定した。

作品名は四国の遍路から取り「寅次郎、花へんろ」。

しかし、1996年8月、渥美清の急死により高知でのロケは無くなり、男はつらいよシリーズも政策不可能となり打ち切り、幻の49作となった。

その名残として、寅さん像がお遍路の、旅の安全を守る。伊尾木洞への道中に寅さんがふと現れるサプライズ付き。

ちなみに、「寅次郎、花へんろ」の作品に出る予定だったキャストで組まれた渥美清の追悼映画「虹を掴む男」でも、寅さんがひょいと出る、シャレたサプライズ付き。

 

おまけ

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ハート形の葉っぱがあったよ。

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高知の特産、ショウガがたっぷり入って100円。

 

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